指定管理者第三者評価(課題発掘型)

指定管理者の第三者評価(課題発掘型)のスキーム

 第三者評価(課題発掘型)では、多くの場合契約は指定管理者様と行います。評価項目についての調整も、指定管理者様と相談のうえ、個々の施設に合わせて決めます。評価結果の報告も指定管理者様に対して行い、優れた点や改善点を説明させていただきます。報告書は指定管理者様と同時に自治体様にも提出することもあります。

 

自主的な第三者評価の場合

 最近、指定管理者が管理運営の改善を目指して自ら第三者評価を行うケースもしばしばみられます。指定管理者は自主的に報告書を自治体に提出します。

 

指定管理者の第三者評価(課題発掘型)の手順

評価に向けた調整

 事前に評価項目の設計や評価水準等についてご相談させていただきます。評価項目には施設の仕様書や自治体様の施設運営方針を十分に反映させます。評価水準は、A~Cの3段階もしくはS,A,B,Cの4段階で評価させていただきます。

評価説明

 施設を訪問し、施設長様等に評価の内容や目的を説明させていただきます。また評価項目について実態にそぐわないものがあれば調整させていただきます。また評価シートの書き方や評価に必要な資料等についても説明させていただき、自己評価をお願いします。

訪問調査

 自己評価および資料の一部(年度事業計画書・年度事業報告書)をご送付いただき、施設の概要を把握したうえで訪問させていただきます。訪問調査は施設で資料や現場を確認しながら実施します。施設の規模にもよりますが、調査には4時間〜7時間を要します。

評価結果の報告

 評価シートに記録した調査結果を事前に送付します。評価について誤解している点等も確認しながら評価結果をご説明します。報告の際には、事例等も交えて管理運営の改善点についてアドバイスさせていただきます。

 完成版を自治体様に送付させていただきます。

評価結果の送付

 報告の際の協議に基づき評価シートを修正したうえで、指定管理者様と合意した評価結果を自治体様に送付させていただきます。

 

第三者評価の評価項

第三者評価の標準的な評価項目は次の通りです。


(1) 基本的な管理運営体制
(1)-① 施設の目的や基本方針の確立
(1)-② 施設運営
(1)-③ 人員体制
(1)-④ 計画的なマネジメント体制
(1)-⑤ 人員の育成
(1)-⑥ セルフモニタリング
(1)-⑦ 市への協力

(2)利用者への対応
(2)-① 受付・応対
(2)-② サービス水準の確保
(3)-③ 利用情報提供・広報活動
(2)-④ 情報の共有
(2)-⑤ 利用者の声の把握
(2)-⑥ 利用者からの苦情・不当要求・要望・意見に対する対応

(3)施設の効用の発揮
(3)-① 協力事業・自主事業等の適切な実施
(3)‐②利用拡大の取り組み
(3)-③ 地域の団体・関係機関との連携による施設効用の拡大
(3)-④ 地域住民との連携
(3)-⑤ 利用情報提供・広報活動

(4) 施設・設備の維持管理
(4)-① 建物・構築物(外構施設を含む)の保守点検
(4)-② 設備・備品の保守点検
(4)-③ 駐車場の管理
(4)-④ 植栽・樹木等の維持管理業務
(4)-⑤ 清掃業務
(4)-⑥ 環境保護への取組

(5)危機管理体制
(5)-① 日常の対応 (警備業務、事故防止対策への取組)
(5)-② 非常時の対応 (事故発生、災害発生への対応)
(5)-③ 個人情報保護・情報公開

(6) 収支状況
(6)-① 指定管理料の執行状況
(6)-② 収支決算状況
(6)-③ 収支向上への取り組み